荒畑 康大 (飛騨高山)
- 寸評
- "2010年の選手権岐阜大会で、チームを過去最高の4回戦へと導いた飛騨地方の快速球投手。
身長180センチの長身で、すばやく上体を折りながら腕を振ってくる。とはいえ、単に角度に頼って力任せに投げるのではない。踏み込んだ左足の膝~大腿~股関節で体を支えながら、しなやかに腕が使えて、球にキレを感じさせる。スピードも最速140キロと及第点だ。制球にも大きな破綻がない。
変化球はスライダー、カーブ、カットボール。3年生に進級する少し前に試合で覚えたというカットボールは、ストレートと効果的に使い分けられており、追い込んでからのフィニッシュとしても使えるボールだ。
中学卒業時には強豪高校からの誘いもあったというが、飛騨地方初の甲子園出場を目指し地元の高校へ進んだ。その夢は叶わなかったが、地域の期待を背負ってベスト16入りを果たした最後の夏のピッチングは立派だった。" - 将来の可能性
- 「フォームでは横(=半身の状態)を長くとって、上体だけで投げないように」「体重移動をして球に体重を乗せたい」「身長の高さは武器になる」。本人からもそんなコメントは普通に出てくるように、この辺りのポイントについて、現時点でも意識はできている。ただ、それぞれについて、さらに徹底がはかられれば。体の成長とともに、今後じっくりとつくり込んでいきたいところだ。本人も、大学でのリベンジを誓っているだけに、「可能性」という言葉で未来を予想するよりは、シンプルに、この先どう成長していくか(投手としての自分をいかにつくり込んでいくか)を見たい投手だ。
- 情報提供・文:2010.08.02 尾関 雄一朗
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